「旬の時期に旬のものを食べる」ことは一番栄養がある時期で、
味が濃いため体にとってとても大切なことです。
また、収穫量も増えることから比較的値段が下がり始めます。
🍠今回はこれからが旬のさつまいもについて簡単に説明します。🍠
また、なるべく余計なものを入れないおやつレシピも紹介してますので、ぜひご覧ください。
👉 さつまいもの旬は9月~11月頃。
収穫自体は夏の終わりから始まりますが、掘りたては甘みが少なく、貯蔵してでんぷんが糖に変わることで甘みが増していきます。焼き芋などで一番おいしいのは秋から冬にかけてです。
🍠サツマイモの主な栄養素(100gあたり・生)
- エネルギー:約132kcal
- 炭水化物:31.5g
- うち糖質:29g前後
- 食物繊維:2.3g
- たんぱく質:1.2g
- 脂質:0.2g
🍠ビタミン・ミネラル
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ビタミンC:29mg
→ 加熱しても壊れにくいのが特徴(デンプンに守られるため)。美肌や免疫力サポートに◎ -
ビタミンE:1.6mg
→ 抗酸化作用で老化防止や血流改善に関与。 - ビタミンB群(B1、B6など):糖代謝や神経の働きに必要。
-
カリウム:470mg
→ 余分な塩分を排出し、血圧を安定させる。 - カルシウム:36mg
- 鉄:0.7mg
🍠サツマイモの健康効果
- 便秘解消:食物繊維+「ヤラピン」(便通を促す成分)の相乗効果。
- 美肌・免疫サポート:ビタミンC、Eの抗酸化作用。
- ダイエットにも有効:白米に比べてGI値が低めで、血糖値の上昇が緩やか。
- 疲労回復:ビタミンB群やカリウムが働く。
💡POINT!
- 焼き芋にすると甘味が増し、エネルギー補給に最適。
- 蒸すとビタミンCの損失を最小限に抑えられる。
- 皮にはポリフェノール(抗酸化成分)が多いので、できれば皮ごと食べるのがおすすめ。
【1】リンゴ入り鬼まんじゅう
📝材料 10個分
・サツマイモ 450g(中1本)
・りんご リンゴ1個
・小麦粉 220g
・牛乳(水でも可) 大さじ4
・砂糖 120g
🥄作り方
① サツマイモとリンゴを約8㎜の角切りし、サツマイモは水にさらしておく。
② さつまいものみずけをきり、リンゴとサツマイモをボウルに入れ砂糖をまぶし水分を出す。
※汁は捨てずにそのまま使う。
③ ②のボウルに小麦粉と牛乳を入れ粉っぽさがなくなるまで混ぜる。
④ アルミカップや耐熱性のカップに入れる
⑤ 蒸し器を火にかけ湧いたら15分ほど蒸す。
⑥ 爪楊枝等で刺し、サツマイモに火が通っていたら完成。
⭐POINT!
サツマイモを蒸すことで余分な栄養が逃げずに食べることができます。
リンゴの他にも、レーズンや甘納豆をプラスしてもとてもおいしいです!
【2】サツマイモのあべかわ
📝材料
・サツマイモ 1本
・揚げ油 適量
・きな粉 30g
・砂糖 30g
・塩 少々
🥄作り方
①サツマイモをスティック状に切り水にさらす。
② 揚げ油を170度程まで熱し、よく水気を取ったサツマイモを素揚げする。
③ ボウルにきな粉・砂糖・塩を入れ混ぜておく。
④ 油を切ったさつまいもを③のボウルに入れよく絡めたら完成。
⑤ お好みで黒蜜をかけても〇
⭐POINT!
きな粉にはカルシウムやマグネシウム、タンパク質が豊富。
植物性なので消化に良いところもポイントです。
【3】サツマイモのもちもちドーナツ
📝材料 約25個
・サツマイモ 150g
・ホットケーキミックス 200g
↓ミックス粉ない時の代用↓
(薄力粉 150g・砂糖 40g・ベーキングパウダー 10g・塩 少々)
・絹ごし豆腐 150g
🥄作り方
① サツマイモは加熱しつぶしておく。
② ホットケーキミックスと絹ごし豆腐、①のサツマイモをボウルで粉っぽさがなくなるまで混ぜる。(生地が固い時は水分を足してください。)
③ 1口大ほどの大きさに纏めておく(※揚げると膨らみます)
④ 160度ほどに油を熱し揚げる。竹串を刺して生地が付いてこなくなったら完成。
⑤ 油をきってお好みで砂糖やきな粉をかける。
⭐POINT!
サツマイモに含まれるビタミンEは脂溶性ビタミンと言って油と相性が良く、一緒に食べることで吸収率を高くします。
また、水分の代わりに豆腐を使うことでモチモチさとたんぱく質をプラスしています。
旬のサツマイモは、甘くほっこりした味わいだけでなく、食物繊維やビタミンC、カリウムなど、体にうれしい栄養がたっぷり。
まとめ
今回ご紹介したレシピを参考に、秋の味覚を楽しみながら、毎日の健康づくりにも役立ててみてください。